様々な葛藤や経験、喜びを感じたこのチャプターを1つ区切りとして記録しておきたい、でもあくまで日記ではなくブログなので情報として読めるよう淡々と書いていこうと思います。
それでは早速始めます〜!!
タイに来た理由
主人が既に駐在していたから。数年別居婚してましたが、なんとなく”今は一緒にいた方がいい”と感じたことがきっかけです。
タイに転勤、仕事はどうした?
その時勤めていた会社に休職制度のようなものがあったのでその制度を利用しました。
のようなもの と書きましたが、会社ー従業員の関係としては退職扱いになり、他の企業で働くことも自由でした。
何のVISAでタイに入国?
タイでも働きたかったので日本で転職活動をして就労ビザで入国しました。
入国してから職を探す?とも考えたけど帯同→就労の場合、タイ国内でVISAの種類を切り替えることはできず、
一度第三国に出国し、VISAを取り直す必要があると知りました。※私が転職エージェントさんに聞いたお話です
え?結構手間かかるなぁ、それなら職を決めてからタイに入国しようと思ったのです。
ブログ・インスタを始める
来て早々に主人からブログを始めるよう指令を受けました。笑
その時はまあやってみるかぐらいで始めてみたものの結果的にはやって良かったなと思います。
- SNS周りのことを理解できた
- アウトプットの場になった
- お会いした方に役に立ったよと言ってもらったことが嬉しかった!
タイ語の勉強を開始
タイに来てすぐ国内旅行に行く機会がありました。
主人はある程度タイ語が話せたので、旅行は主人に通訳してもーらお! と、ノコノコついて行ったら。。
全然訳してもらえずとても困ったことがきっかけです。笑
主人からタイ語は勉強しておいたほうがいいぞ!と言われたので素直に学校に行きました。
最初は基礎をビシバシ鍛えてくれそうなソーソートー、そのあとは費用と通いやすさの観点からNISAに通いました。
通算半年強通って、そのあとはとにかくアヤさん、屋台の人、コンドミニアムの方々に話しかけまくってサバイバル日常タイ語を身につけました。
タイ語の勉強を再開しようと思い在宅でタイ語レッスンが受けられる学校を調べました!(学校名をクリックするとHPに飛びます) 在宅レッスンを受けられるタイ語学校比較@バンコク たくさんのタイ語学校がありますが在宅で受けられるところ、ある程度[…]
仕事を始める
タイでの勤務開始。カルチャーギャップや会社ごとの文化の違いを感じつつも楽しく働き、妊娠を機に退職しました。
次にも書きますが初の育児を短い期間(98日)で整えられる自信がなかったし、育児だけに自分の時間を割きたいと思ったので退職を選びました。
産休育休
タイは育児休暇がなく出産休暇が98日あります。
自然分娩を検討する場合、いつから休暇に入るか自分で決めるのが難しく私自身も第二子出産時、予定日3週間前に休暇に入ったら予定日を1週間も超過して産まれたので予定よりも産後の休暇が短くなってしまいました。
手当に関しては出産、子育て(子供手当)に対してタイ政府から支給があります。ただし自ら申請をする必要があります。
[sitecard subtitle=関連記事 url= target=]タイでも「子供手当」の制度があり外国人であっても申請できるのです。 平日しか申請できないこと、必要書類を日本から取り寄せ、翻訳する手間などがありこれまで申請でき[…]
里帰り出産
産む直前はフライトに乗れないとのことで少し余裕を持って帰国しました。エアラインのスタッフの方々がとても優しかった。
エアライン及び週数によっては主治医の方の診断書も必要でした。
FP資格取得
この期間を利用して、兼ねてから自分の課題だと思っていた人生のお金の知識をつけたいと思い、FP3級の資格を取得。
勉強は海外からオンライン講座に申し込んで教科書とDVDがセットを手に入れて、タイで勉強、出産で里帰りした時に試験を受ける流れです。
2021年1月15日追記:2021年も資格更新完了しました! 久々にFPシリーズを書きたいと思います。 FP資格を取得した、バンコク駐妻はその後どう活用している? FP資格を取得したものの、資格を武器にした仕事にはついていません。[…]
資格取得
他にも、これまた人生の趣味として発酵食品マイスターとか取りました。
ユーキャンなど海外からでも資格の勉強を進められる術がたくさんあるのでそれらを活用!
前々から興味があった「発酵食品」について勉強したいな〜と思いたった私。 Shoko せっかくなら自分へプレッシャーをかけるためにも資格取得を目指して勉強しよう!と思い「発酵食品ソムリエ」の資格を取得することにしました。 […]
再帯同
子供を産んだ後は帯同ビザで入国。
帯同の場合、紐づく主たるVISA保持者(私の場合主人)のVISA残存期間が少ないと帯同VISAの発行ができない、などそれまでに知らなかったルールが色々ありました。
毎日バンビやpeekabooなどのプレイグループ行ったり、コンドミニアムの方々と遊んだりして過ごした日々。
アヤさん(お手伝いさん)雇用開始
子供が1歳ぐらいになったら日本かタイで仕事をしたいなと思っていたのでアヤさん(タイではお手伝いさんをそう呼びます)雇用開始、その時から6年間同じ人にお世話になりました。
アヤさん探しはAyasan Serviceを活用、同時に2人の候補の方と面接してそのうちの1人にお願いしました。
最初は人に家事をお願いすることや、人に家に入ってもらうことにとても違和感があったのですがアヤさんとの生活を通じて、人に頼ることの大切さ、頼れる人を確保する重要性を感じました。
コロナの影響
このあたりでコロナが始まり街はロックダウン。
復職の期限が迫っていて母子での帰国を考えていたのでかなり!悩みました。
日本で勤務していた会社にタイで復職させてもらえないか相談もしました。
なんとなくタイに残るべきなんだろうなぁというゴールはあるものの、脳みそが全然納得できなかった!笑
色んな人と話をしたり、気持ちを書き出して整理していく中で行き着いた考えとして、ここに残りたいと思える自分軸の理由を作ろう と思いました。
そこから職探しを再開し、ここで働きたいと思える会社!に拘り、結果的にその後現在に至るまで4年勤める会社への転職を決めました。
帯同ビザから就労ビザへ
VISAを取り直すには第三国へ出国する必要がありました。
その時は世界各国、入国したら数日から数週間の隔離が必須、PCR検査も必須という時代だったのですぐには動かず状況の改善を待つことに。
その時が来なかったので、もう隔離などを覚悟で娘と帰国!
その時に隔離やPCRに付き合ってくれた娘には大感謝!本当にありがとう!
タイで2社目、就労開始
仕事はそれまでに経験のない分野だったので楽しく学びながら働きました。
あまり会社について言及するつもりはないですが、ライフステージやキャリアプランを考えても、会社のメンバー的にもこれ以上の環境はなかったと心から思っていて深く感謝しています。
サミティベートで出産
第二子はタイで産まれました。
検診はスクンビット病院、出産前にサミティベートへ転院しました。
今回の妊娠ではサミティベート→スクンビット→サミティベートと2回転院して妊婦検診を受診していました。 この記事ではスクンビット病院でかかった費用や内容をまとめて書いていきたいと思います。 スクンビット病院の検診頻度は月に1度、で[…]
こちらの記事ではサミティベート病院/スクンビットで無痛分娩した際の記録を書いていこうと思います。 個人の状況や産婦人科医の先生の方針によって色々変わってくると思いますのであくまで個人の一例として読んでいただけますと幸いです。 【サミ[…]
現地採用 ワーママの一日
基本リモートワーク、お客さんとの会議の際には現地に足を運ぶスタイルでした。
朝起きて朝食など準備した後、上の子は学校へ
下の子は学校に行き始めるまでアヤさんにお掃除の比率を減らしてシッターさんを兼務してもらい、家でケアしてもらっていました。
特に授乳中は朝ホワイトボードに会議の予定を書いて、合間に授乳したりタイミング合わなければ搾乳したり、振り返るとこの時が1番身体的にハードだったかなと。
そんなことに付き合ってくれたアヤさんには大感謝。
毎日8ー17時頃まで勤務し、17時に仕事を切り上げて家事・育児をして、タスクが残っていれば寝かしつけた後に再度仕事をする、そんな感じです。
日本のワーママとどこが違うかなあと思って考えてみましたが、特に送り迎えの点ではバスが自宅まで送迎してくれるのでその点がかなり有り難かった!
アヤさんとの付き合い方
人生で初めて雇用主になりましたがアヤさんとの付き合い方は自分と会社の付き合い方と基本的に同じだと思うようにしていました。
基本給があり、ボーナスがあって、年に一度昇給がある。
残業すれば残業代が発生し、職務範囲が変わった場合は給与へ反映するようにしていました。
定期的にフィードバック面談というかお互いに不満がないかを確かめるようにしていてかなり良好な関係を築いていたと思いますが、
一度だけ私が忙し過ぎて自動的にアヤさんも忙しくなった時アヤさんからしっかりと不満のフィードバックをもらい大反省しました。
でもその壁を乗り越えてお互いリスペクトを持って接することができていたかなと思います。
あと、子供にとって 親以外の信頼できる、自分を愛してくれる存在ができたこともとても貴重な経験だった!
一時帰国で購入するもの
最初は日本に帰るたびに色んなものを買って戻ってきていましたが、徐々に「まずはLAZADAで検索してみる」にシフト。笑
調べてみると日本で買っていた色んなものがLAZADAでも購入できたので最終的に一時帰国で調達していたのは以下です。
- 子供の肌着
- 子供のサンダル
- お出汁
- 九州の味噌・醤油
- 最新の日本の化粧品(UVケアを中心に)
- 日傘(100%UV)
- 虫除け、ムヒパッチ
LAZADAで返品するとそのお金がラザダウォレットと呼ばれるラザダで使える口座に振り込まれます。 但しその金額を使おうとするとタイIDを登録する必要があり=日本人は使えないんですよね。。 Shoko そこでラザダウォレ[…]
本帰国が決まった時のこと
本帰国が決まってからまた以下のポイントを中心に悩んだ結果一定期間母子で残留しました。
- 子供の学校、卒園
- 仕事(転職)
- 生活立ち上げ
子供達のVISAは主人の就労VISAに紐づいていたものを、私の就労VISAに紐づける形に変更しました。
この手続きは国内でできました。
タイ駐在妻、日本へ本帰国、転職活動は?
本帰国が決まってから今後を考える中で「日本に法人格を有する企業への転職活動」を開始しました。
職探しは大きく以下2つの方法です。
- 転職サイト
- 興味ある企業のウェブサイト閲覧
私の中でひとつの時間軸として気にしていたのは「4月入園に向けた申し込み」。
①4月入園
↑
② ①の前年12月に申し込み
②までに4月以降のことを決めたいなと思っていました。
本帰国準備
- 家探し(オンライン)
- 船便、航空便日程の決定
- トレジャーファクトリー予約
- KEYBOOKSさん予約
- タイ株口座の閉鎖
- 銀行口座の集約、閉鎖
- 携帯プランの変更
- あらゆるポイントの使い切り
- お世話になった人へのプレゼント準備
- アヤさんの仕事先探し
- 仕事の引き継ぎ
1番大変だったのはやはり物の処理、お洋服はセカストに持ち込んだり、子供服や靴やお布団はお寺にタンブンしたり、最後はローカルなタラートの方に引き取ってもらったり、、
とにかく物を減らす必要があったので適所にさばきまくって航空便15箱と船便1箱におさめた!笑
先人の方々が口を揃えて物は減らすべきと仰っていたので気合い入れました。
このブログの行く末
結論としてはブログそのものは続けようかと思ってます。
このブログは7年前に、どこでも働ける世の中であるべき!タイで働くために必要な手続きや、そんな人間のリアルなタイ生活を共有したい!という思いから
ドメインは dokodemo hatarakuにしました。
次は日本で働くので、日本で働きながら理解したお得情報、とか時短に役立つもの、とか紹介できたらなぁと思ってます。
タイ生活を終えて今思うこと
私は自分の常識が良い意味で変わったと思ってます。
約束の時間に業者さんが来なくたって、その人が元気で事故なく向かっているならいいと思えるようになった
人に頼ることは自分の気持ちの余裕を生み、自分にも人にも、優しく接することができる良い循環を生むと身をもって体感した
などなど、これからの人生でも大切にしたい気づきを得ました。
最後になったけど、タイで出会ったお友達のみんなには本当に、心身共に救われました。
大人になって友達作るのって難しいと思ってたけど、ここで出会ったみんなとはまた地球上のどこかで会ってお茶がしたい!
貴重な経験、素敵な出会いをくれたタイ、ありがとう!!!!