【解説】タイの子供手当に必要な書類、申請の流れ

タイでも「子供手当」の制度があり外国人であっても申請できるのです。

平日しか申請できないこと、必要書類を日本から取り寄せ、翻訳する手間などがありこれまで申請できていませんでしたがやっと行ってきました!

今回は 日本で産まれて現在タイで生活している子供 の子供手当申請に必要な書類と流れを書いていきます。

【解説】タイの子供手当に必要な書類、申請の流れ

タイの子供手当を受ける条件

①親がタイの社会保険に加入していること
②第3子まで
③満6歳まで
①ですが基本的に駐在員であってもタイの社会保険には加入しているはずですので不明な方は会社の人事部に確認されてみてください。

タイの子供手当の金額

実は年々少しずつ上がっていて2022年現在 800THB/月/子供です。

2人子供がいる場合は1,600THB/月貰えることになります。

タイの子供手当/必要書類

①申請書 1部(社会保険事務所で貰えますが会社の人事の方から事前にもらって書いて準備していきました。書類はタイ語ですが記入は英語でOK)

②タイ語の出生証明書コピー 1部
日本で産まれた場合は日本語の戸籍謄本とタイ語に翻訳したもの両方が必要です

③社会保険証のコピー1部

④パスポートのコピー1部 (本人、配偶者、子供全て必要でした)

⑤銀行口座の通帳コピー1部

⑥タイ語の結婚証明書など配偶関係を示せるもの(申請者が男性の場合のみ)

結局使わなかったのですが⑦ワークパーミットコピー も持っていったほうが安心。

タイ語の出生証明書取得方法

②のタイ語出生証明書コピーに一番時間が掛かりました。

タイで産まれた場合はタイ語の出生証明取得済みだと思います。
今回我が子は日本で産まれたので「日本の戸籍全部証明」を取得し、タイ語に翻訳しました。

タイ語に翻訳する方法もいくつかありますがタイ語の書類に「認証印」を押してもらうことがポイント。

1.日本から戸籍記載全部事項証明を取得
→在タイ日本大使館で戸籍記載事項証明(英文)作成
→タイ外務省領事局でタイ語に翻訳・認証

2.民間の翻訳会社に委託

3.民間の語学学校に委託

我が家は今回2のパターンで進め、tjprannanraiさんにお願いしました。

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我が家は準備しなかったのですが旦那さんが社会保険に入っていて申請する場合も

戸籍全部事項証明に婚姻関係が記載されているのでそれを翻訳すればOKだと思います。

日本から取り寄せる書類は1つで済みそう。

タイの子供手当/申請の流れ

申請場所は社会保険事務所(通称SSO)になります。

私はオンヌットにあるエリア12のSSOに行ってきました。
基本的にどこのオフィスに行ってもいいようです。

1. オフィスに到着したらまず受付をします。

何をしにきたのか伝え(子供手当ての画像を見せました)、必要書類を簡単に確認してもらいました。

ここでは私のパスポート、ワークパーミット、通帳、社会保険証、子供のタイ語の出生証明書のコピーがあるか確認されましたが結果的にワークパーミットコピーは不要でした。

2.番号をもらって待機します

3.番号が呼ばれて書類受付カウンターへ

ここで必要と言われた書類が上記に記載した書類一覧です。実は主人のパスポート、子供のパスポート、日本の戸籍全部証明など足りない書類がたくさんあったのですが何とその場で先方にデータでお送りして受領してもらうことが出来ました。

一度家に帰らなくてはならないかと思ったので危機一髪でした、データでも持っておくとよさそう。

無事受領完了して申請の翌月末から振り込みが開始されていました。

タイの子供手当/更新の流れ

年に1度、10月に更新する必要があります。

その際もオフィスに出向く必要があり申請書類以外同じ書類を再度持っていくように言われました。

また更新したら追記します〜!!

オンヌット 社会保険事務所の場所