日本で進む働き方改革、タイ(日系企業)にも波及している?

台湾に旅行にいった友人からパイナップルケーキのお土産を貰いました。最初食べたときあんまり好きじゃなかったのに食べる毎に好きになってきます。子供の頃嫌いだったピーマンも今は好きです、味覚の変化って何なんでしょう。

日本で進む働き方改革、タイ(日系企業)にも波及している?

社会人3年目頃、働き方改革が本格的に進み始め、「何時までに帰ろう」という目標が先行しました。それまで上司に合わせて残業していた人、オフィスに人が減り集中できるといいつつもスピードが落ちた状況で残業をしていた人には一時的効果があった時期だと思います。その後「仕事が減らないのに労働時間だけ減らされる」という課題が出て、「無駄な仕事を削ろう」という流れにシフト。更に「無駄な仕事なんてない」という課題に対して「自動化システムを使おう」と動き始めました。

日本を離れてから半年以上たって、最近の雰囲気はどうなのかなと思っていたところ日経WOMANさんの記事を見つけたのでご紹介したいと思います。

長時間労働の営業トップは不要(三井住友海上)

https://style.nikkei.com/article/DGXMZO31082550Z20C18A5000000?n_cid=LMNST007

実際の労働時間削減に向けた具体的活動が動いていることを感じました。無駄な仕事(自分が楽しいと思えなかったり結果に結びつかないと思いながらしている仕事)が減り、その時間をより「何かを変えるアクション」に繋げる時間に充てられたら最高ですよね。

タイの残業事情は?

結論としては、タイ企業や外資系企業ではやはり規定の就労時間が来ると帰宅する人が多く、忙しければPCを持ち帰ることはあっても会社にずっといることはあまりない状況です。タイの方々はよく転職するので複数企業で就労経験を持つ同僚たちに聞いてみると口をそろえて言われるのは「日本人だけだよ、あんなに残業するのは」と。従いここで言えるのは「タイまで日本の働き方改革は届いていない」ということだと思います。もちろん日本から派遣されて明確なミッションをもった方々がどうしても急がしくなってしまう状況は理解できますが、日本国として働き方改革をしているのであれば文化として伝わっていくことが好ましいですよね。この点は日本で働き方改革を身に着けた方々が海外に出る、という循環が回り始めたときに改善されていくものだと信じています。

ふと思ったこと(独り言)

例えば幼いころから「これが当然」として生きてきたことを大きく変えることは大人になればなるほど難しいですよね。でも一生素直であること、これは人間として最大の強みだと思っています。人が自分を注意してくれなくなったら悲しいこと。だからこそ家族に注意されたときこそ素直に、ありがとうと思いたいです(ただその瞬間はむっとしてしまうのが人間でもあったり笑)。