世界的異常気象といわれる昨今ですがここタイでも同様のことが発生しています。例年のタイの気候と言えば4-5月は灼熱、その後6月ごろから雨季に入ります。雨季になると1日に1度はスコールが発生し雷もなるのですが数時間で上がってカラッと晴れることもしばしばです。
タイの今年の天気事情(2018年)
バンコクのタクシー運転手が「バンコクは涙が流れただけでも洪水が起こる」なんていうくらいバンコクは水害に弱い街です。会社の1階が道路から見て数段低い位置関係なので大雨の後、会社から出ようとおもったら浸水していて外に出られない、なんてこともしばしば。。
この2ヶ月のバンコクお天気事情
この時期なのにスコール、落雷が多いなと思っていたらこんなニュースを見つけましたので紹介させてください。4月13日から17日までの落雷で3人の方々がお亡くなりになり2,744棟も損壊したとのこと。この期間が異常な一週間だったのかと思いきや、実は先週、今週もその状況が続いています。毎日ではないですが週に3-4度、一時的に大雨が降る日が続いています。昨日はまさに夕方から外が全く見えないほどのスコール、雷が鳴り響き多くの場所が洪水となりました。あっという間に大渋滞、タクシーも来ずおとなしく室内に非難しました。
自然災害に人間は勝てない、わかってはいますが頻度と程度があまりに凄いので生活にも支障が出てきます。
どうやって回避する?
朝夕の通勤時間に掛かってしまうともう困ったものです。対策として必ず日傘兼雨傘を持ち歩いています。また雨がひどいときには家を早めに出るか、もう諦めてしばらく家で仕事をします。日本では時間厳守、のマインドがより強いですがタイでは皆さん雨の恐ろしさを理解しているのでその理由で遅刻しても攻め立てる人は誰もいません、命最優先ですからね。
日本に居た時は就業後すぐの時間から打合せを入れることも多々ありましたがタイではめったにやりません。交通渋滞も自然災害も多少の遅れではなく大きな遅れを引き起こす為です。
タイに来て「大渋滞」とはこういうものをいうのかと思い知りましたが時に50M移動するのに30分以上要するなんてこともあります。それを回避する交通手段としてバイクタクシーがありますがヘルメットもなしで車の間をすり抜けていくような運転ですので雨の日は特に、乗らないことをお勧めします。先にも言いましたがバイクタクシーに乗らず時間に間に合わなかったからといって怒る人など滅多にいません。
日本だと早く家に帰ったほうが安全と思いがちですがここタイでは屋内に非難し自然災害には逆らわず過ごすことが一番安全です。ただスコールの前はわかりやすく空が暗くなりますのでそんな時にはすぐに安全対策行動を取りましょう!今これだと雨季はどうなるの、と不安ですがなんとか安全第一で乗り切りたいとおもいます。