タイで働いている理由と実際に働いてみた感想

早くももうタイにきて満8ヶ月が経過しました。このブログも書きはじめて8ヶ月になります。正直あっという間でした。一度このタイミングで自分自身の振り返りをしてみたいと思います。

何故私がタイ行きを決めたのか

日本での前職は自分にとってとても楽しく成長できるものでした。入社して一度も「会社に行きたくない」と思ったことはなく、むしろ楽しく通勤していました。前の会社は仕事の内容、環境がよかったこともありますが、何より人に恵まれていたと思っています。

そんな中タイに動くことを決めた理由は「自分の人生におけるステージとして今は家族と共にいるべきだ」と強く確信したからです。結婚から別居2年、文明の利器に助けられ、毎日時差はありながらもLINEで連絡を蜜に取ることが出来ていました。その中でズレみたいなものは少なく、このまま別居生活を続けようと思えば出来たと思います。それでもタイ行きを決めた理由は大きく2つあります。

1つ目は「今家族とこのまま離れて住むことを選んで家族に何かあったら一生後悔するけれど、今この仕事をやめても一生後悔することはない」と確信できるものがあったからです。実は、タイに来る前の別居期間中に私はアメリカで半年働いていました。究極論かもしれませんが、日本以上に家族ファーストの考えが強い米国で過ごした期間は私自身の考え方に大きな影響を与えてくれました。

2つ目は「仕事どうしよう、本当に私がやりたいことって何なんだろう」。これを考えるきっかけをくれたのが「旦那が働くタイに行くかどうか悩む」という出来事だったから。悩みすぎて胃炎になってご飯が食べられなくなる時期もありました(笑)。旦那はそんなこと知る由もなく、「早く来ればー」くらいの軽いノリでしたが(チクショウ)。

これもこのタイミングで学んだことですが私は自分の思っていた以上に心配性な人間だということにも気付きました。

この機会がなければ日本で忙しく働いている中、「本当に自分がやりたい仕事」を考える機会がなかったと、今でも思います。昔からモットーにしてきた「悩んだときは苦しい道を選ぼう、そのほうが自分が成長できるはず」これを胸にタイに行くことを決断しました。親族が私の考えを応援してくれたのも大きかったですね。日本を離れてしまうと親族や友達に会う時間はどうしても減ってしまうので。。

実際に来てみて感じるギャップ(生活編)

タイには引っ越す前に、6回程旦那を訪ねて来ていた為、私個人的には「こんなはずじゃなかった」みたいなギャップはあまりなかったですね。滞在期間が短かった時に気付かなかったことで今悩んでいることは

  • 「室内クーラー効きすぎ」、「外暑すぎ」の内外温度差問題が体調にクリーンヒットしていること
  • 飲み水が軟水から硬水になったことで体調にクリーンヒットしていること

この2つですかね、、他はあまり違和感なく過ごしています。

ギャップ(仕事編)

私個人としては前職で東南アジアの方々とお仕事をする機会が元々多かった為、日本人とタイ人の仕事の進め方みたいなものに苦労することはありませんでした。

現在比較的大きな日系企業のタイ法人で働いていますが、社内報告書といった日本伝統文化は全て日本人駐在の方々が対応されており「これでいいのかな日本企業」と思うことは正直あります。これを削ればもっと効率的になるのではないかと。。。

もう一点感じるのは最近日本では働き方改革なるものが進んでおり、良くも悪くも早く帰ろうと言う雰囲気ができており、残業もなるべく減らすために無駄を減らそうという雰囲気を私は感じていましたし、実際にはタイに来る前そのような活動をしていました。

しかしながら、日系企業であっても海外の子会社になると駐在員さんたちの仕事の仕方は従前の働き方と変わっておりません、いやむしろ日本より残業時間多いです、。私の中では、完全に「働き方の治外法権」になっているなと感じています。

今心の中で考えていること

ここに書く時点で「心の中」ではなくなってしまっていますが、「一度日系企業を離れて働いてみたい」と考えています。これはタイでせっかく働くなら外資系企業で働き「日本人」という強みを生かさない環境で何を学べるのか、違った成長をしたいからです。また在宅勤務を中心とした「新たな働き方」を追求し続けたい、これは今まだ日本社会にある「外で働くか働かないか」みたいな風潮を無くし「働きたい土地で働く」ことを当たり前にしたいと思うからです。

例えば、クラウドワークスのようにネット経由で仕事が取れるサービスを使って働いてみたいと思っています。


駐在妻って働けるの?

このトピックは駐在妻間ではホットでありながら、社会的にはマイナートピックだと思います。VISAにも関わる非常にナイーブな問題ですので、くれぐれも配偶者がお勤めされる企業の人事部とよく相談されることをオススメします。奥さんが働いていることを黙っていて、旦那さんの会社にバレて、旦那さんが糾弾されると言うケースもあるので、、、。

でも最初から諦める必要は絶対ない!これまでの世界、社会がそうであったように社会は変わっていくものです。

駐妻が働くことに関する課題

いわゆる駐在員の妻である場合多くの課題が出てくることは事実です。

課題:年金問題、健康保険問題、現地での医療費問題、VISA問題等

駐妻が働く時にVISAはどうするのか?

「どうして駐在員の妻が働けないんだ!!」と思うこともありました。でもここには明確な理由があります。

国家間の規定上、タイで労働・賃金を得るには「ワークパーミット、労働VISA」が必要です。そしてそのVISAを発行する際に「招待企業」が手続きを進める必要があります。「この人にはタイで働いてもらう必要があります、だからこの人をタイに長期滞在させることを許してください」といった感じ。

その企業はVISA保有者の不法滞在を防ぐ義務があり、管理者としての責任を持ちます。現にタイの場合入国して90日以上滞在する場合、90日レポートを届出する必要があり、その届出は通常企業の人事部が行います。この届出を然るべきタイミングで行わない場合、罰金が課せられ、最悪の場合、タイに一定期間再入国できなくなります。

結論としては「駐在員の妻が働けない」訳ではなく、「駐在員の妻が働く場合には、旦那の働く企業からVISAを発行できない」という理解が正しいところです。

従いVISAはご自身の勤務先から手続きを進めてもらう必要があり、その段階で旦那の企業からすると「帯同者」ではなくなる為、保険等といったVISA発行に基づく福利厚生も奥様には付与できないという整理になっていきます。

日本でいえば家族が扶養に入っている場合、国民健康保険証は配偶者の企業から準備されます。この考え方と同じだと思います。

課題解決方法

  • 年金:任意加入制度を選択することで、将来年金がもらえない不安については軽減できます。そもそも年金がこのまま65歳で支給されるのか問題はおいておきましょう。。。
  • 健康保険問題:海外旅行保険でカバーできます。
  • 現地での医療費問題:同様に海外旅行保険の適用を検討します。がかなり高額です。
  • VISA問題:勤務先企業のサポートを得ればタイのVISA取得はさほど難易度は高くありません。

現地採用としてタイで働いて7ヶ月

学んだタイ語を毎日8時間聞ける環境にあること、学んだばかりのタイ語を積極的に使える環境があること、これは語学を習得する上で最大のメリットだと思います。

「タイ」という国のビジネスルールを学んだこと、これも大きな経験となり私の財産になりました。

初めて「転職」したこと、これも経験として大きなものになりました。会社の脳がどうように思考回路を働かせるのか、企業によって大きく違いますが、ビジネスの根幹や重要なポイントは大きく変わらないことを確信しました。そこにお客さんが居る限り、顧客心理を最大限把握することが重要だと思う今日この頃です。

仕事の中で学んだ個別具体論はおいおい書いていきます。かなり長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

 

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