ブログの方向性迷子になっている間に更新が空いてしまいましたが当初のコンセプトを思い出しながら書いていきたいと思います!今回は年金についてです。恥ずかしながらぼんやりと年金の運用をしていた私も退職にあたって真剣に考える機会が出てきたのでその際のことを。
海外在住者の401K運用はどうなるの?
結論から言うと個人型確定拠出年金に資産移管した後、運用指図者として継続加入できます。
基本のおさらいからしていきたいと思います。日本の年金制度は3階建てと呼ばれ、どの保険者に所属するかによって積み立て方が変わってきます。
※野村の確定拠出年金から拝借させて頂いております。
私の場合は会社員だった為第2号被保険者となり、1階部分と2階部分を収めていました。3階部分からは企業や個人によって変わってきますが前職は企業型の確定拠出年金運用のみ、個人型はなしの形態を取っていました。退職にあたって「どの被保険者号へ変更となるのか、それぞれの階層をどのように継続していくか」考える必要があります。一つずつ見ていきましょう。
国民年金は退職後、海外転職する場合どう考えるのか?
基本的に年金とは「日本国内に在住していること」が基本定義なので外国人であっても年金納付、受給の資格があります。一方で海外在住の場合日本国内に住所を持たないため年金を支払う必要はありません。(=将来の受給額も減ります)但し「海外在住者の任意加入制度」を申し込めば継続加入可能です。過去に書いた記事があるのでご興味ある方は覗いてみてください。こちら!
厚生年金は退職後、海外転職時どうするのか?
次は2階部分ですが厚生年金は雇用主と被雇用者が半分づつ保険料を支払うものなので次に雇用主がない場合は該当者から外れます。
確定拠出年金は退職後、海外転職時どうするの?
最後に3階部分です。そもそも確定拠出年金とは「現役時代に掛金を決めて納め、その資金を運用、損益が反映された者を老後に受給額として受け取るもの」です。従いどういった運用をするかによって将来の受給額が変わります。 細かく見ていきたいと思います。
退職する時、確定拠出年金はどうしたらいいの??個人型と企業型の違いは?
確定拠出年金とは管理会社を経由して投資信託会社に拠出した金額を運用してもらいます。個人型と企業型の違いを見てみましょう。
個人型
・自分で掛金の金額を決め、自分でお金を拠出(支払い)します。
・掛金が全額所得控除の対象となり、確定申告・年末調整で税金の還付が受けられます。
・企業型との併用をできるか否かは企業によります。
企業型
・企業が決めたルールに基づいて、お金を拠出します。
・企業が掛金を負担する場合も、従業員も企業も負担する場合もあります。(マッチング拠出)
・様々な手数料の中で口座管理手数料を企業が負担してくれる
どちらがいいと一概には言えませんが退職する場合は「前管理会社から新管理会社へ資産を移管する」ことがとっても重要です!退職後6か月以内に移管が完了、しなかった場合には自動的に国民年金基金連合会に移管され手数料は取られ続けるものの、運用はできない、税制優遇は受けられない、とデメリットだらけです。従い企業型から脱退する場合には個人型または次の企業型に移管しましょう。
次はどの個人型年金を選べばいいのか、ポイントを見ていきたいと思います。
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