海外で病院に行ったら知っておきたい、海外療養費制度

  • 11/06/2018
  • 01/02/2020
  • TRIP

雨季ではありますがタイへ渡航される日本人の方は年中通して多いです。友人や先輩の訪問が予定されるとそれだけで毎日がより一層楽しくなります!そんなタイ旅行を全力で楽しんで頂くために今回は滞在中の健康問題関連を書いていきたいと思います。

タイ渡航前(海外渡航前)に知っておきたいこと!(海外療養費制度)

タイは雨季入り!気をつけるべき病気について

サミティベート病院というタイの大病院がFacebookページを運営しております。このページではサミティベート病院の宣伝だけでなく、直近のタイで流行している病気や今後流行してくる気をつけるべき病気情報をシェアしてくれる為大変役立っています。意外に思われるかもしれませんが日本では冬に大流行するインフルエンザ、タイでは年中罹患する人います。

気になった記事がありましたのでご紹介。(レプトスピラ症について)

聞いたこともない病気でしたが簡単に纏めると「急性熱性疾患で水や土壌、食物から口や皮膚を通して感染する病気」だそうです。これから雨季に入りますので短時間で大雨が降ることが予想されます。大雨が降った場合には一旦屋内へ非難しましょう。雷も急に近づきますので危険です。その後晴れた後に待っているのは「冠水」。日本では中々ありませんがタイでは大雨が降るとエリアによってはすぐ冠水します。その際に冠水した水溜りを歩くことは避けましょう。これがこの感染症へのリスクを高めてしまうそうです。雨が降った後はタクシーもGrabも捕まらず急いでいると「行くしかない」と思うシーンもあるかもしれませんが命には変えられませんから。。

https://www.samitivejhospitals.com/jp/2018/06/08/【タイ在住者必見】知っておきたいレプトスピラ/?utm_source=facebook&utm_medium=display&utm_campaign=dtkad

タイ(海外)滞在中に病院へ行く必要が出たら??費用はどうしたらいい?

海外旅行中は楽しみな一方で心も身体も緊張し、温度を含めた環境が大きく変わるので体調を崩しやすいタイミングです。タイで多いのは食あたり、発熱かと思いますが、まずいなと思ったら迷わず病院へ行きましょう。タイでは上記のサミティベートを始めとして日本語が通じる病院もあります。でも費用が心配、そんな時に日本で皆さんが加入している健康保険の「海外療養費制度」が使えることをご存知ですか?

海外で病院に行くことになったら、「海外療養費制度」を利用しよう。

ここからは健康保険組合連合会のHPから抜粋したいと思います。

http://www.kenporen.com/health-insurance/kaigai-ryoyou/

 

海外療養費は、原則として日本で医療を受けた場合の診療報酬点数に換算して算定され、(1)算定した額が海外で実際に患者が支払った額(日本円に換算した額)を下回る場合には、算定した額から自己負担分(原則3割)を控除した額が払い戻されます。(2)算定した額が海外で実際に支払った額(日本円に換算した額)を上回る場合には、実際に支払った額から自己負担分(原則3割)を控除した額が払い戻されます。

 

【手続き方法】

  1. 海外の医療機関の窓口で医療費全額を支払う
  2. 海外の医療機関で治療内容の証明書(診療内容明細書)と診療に要した医療費の明細書(領収明細書)を受け取る
  3. 「療養費支給申請書」と日本語の翻訳文を添付した「診療内容明細書」「領収明細書」を加入する健保組合などの保険者に提出する

タイではシミ取りなどの美容治療が有名ですが「治療を目的として渡航」した場合には適用されません。手続き2についてですがReceiptが必要だ!と伝えましょう、大体診療内容の証明書と医療費の明細書を出してくれるはずです。もし足りなければGoogle翻訳を活用しましょう。但しその際に注意が必要なのは「タイ⇔英語」のGoogle翻訳精度は中々高いのですが、「タイ⇔日本」の精度は正直低く、同僚と会話をしていても勘違いに陥ることがよくあります。もしGoogle翻訳を使う場合にはご留意を!

 

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