働く駐妻、現地での健康保険はどうする?

現地採用の健康保険は?

今日は「保険」について書きたいと思います、具体的には日本で就労していた私が退職後タイで現地採用として働くにあたりどういった保険を掛けているか、です。もし今ブログをご覧になっているあなたが会社にお勤めであえばこのまま読み進めて頂けたらと思います。もしもそれ以外の場合、(自営業や家族の扶養に入っている等)私の例は参考までに見て頂けたらと思います。

今の健康保険は?

企業にお勤めの方が日本での就労時に加入されているのは企業の健康保険です。駐在員として海外に来られる方は会社側で海外での保険もサポートして頂けるのではないかと思います。一方で企業を辞めて現地で就労する場合、会社の健康保険はまず脱退し扶養にも入らないので日本国内での保険は無しとなります。タイでのお給料が130万円以下の場合どうなるかは調べておらずわかりません、、

私は日本にいる間有給消化中でしたので社員として引き続き企業の健康保険に加入しておりこの問題には直面しませんでした。企業を退職後しばらく日本にお住いになられる場合には日本で保険に加入することとなりますが選択肢は大きく3つあります。

①国民健康保険への加入
②お勤めの企業の健康保険に継続加入する(2年まで)
③ご家族の入られている保険に扶養で加入する

①と②については一長一短ありますのでその後のキャリアプランに寄って最適な選択をされてください。また①、②何れも日本在住者向けですので海外在住者の方は選択肢から外れます。そこで私のように海外就労をする場合は別途保険について考える必要が出て来ます。日本と同じ様に現地就労先で保険を掛けてもらえるケースもあり、私もそうでしたが注意しなくてはならないのは保険の内容が実際の治療費を越える可能性があるという事です。従い保険内容をよくご確認ください。

現地採用の健康保険で十分?

①保険適用項目の確認
②金額の確認

タイは医療が進歩している、と言われますが日本人に対応しているサミティベートの様な病院にかかる場合は現地で付与していただいた保険金額では足りないものでした。(企業の人事の方と確認)そこで自分で別途保険を掛ける必要が出てきたという流れです。その保険が「海外旅行保険」です。以下手書きメモで恐縮ながら簡単な図を書いてみました。

海外旅行保険はどんなもの?

海外旅行保険はあくまでも「旅行」中の保険であり期限が決まっていることにご留意ください。明確な帰国日が決まっていない場合には1年で考えてみることをお勧めします。複数の保険会社の見積もりを見ましたが大体3ヶ月以内とそれ以上で分かれています。1年と期限を設定した後で延長となった場合には契約に従って延長の手続きをとれば同保険を延長できます。

じゃあどの保険が良いのか?注意してみるべきポイントは
①海外旅行保険でカバーされない項目

大体歯科治療や妊娠、持病は賄われません。これはどこも同じですがそれ以外に現地での風邪、怪我をした場合、させてしまった場合、入院時の費用の内容を比較していきましょう。

②日本に一時帰国した時の怪我や風邪に対する保険の有無

オプションでつける場合、元からついている場合と様々ですが「一時帰国中特約」と呼ばれていて日本に帰国した際の保険となるのでつけておいた方がいいと思います。

③キャッシュレスサービス提携病院か

例えばバンコクに住まれている方はサミティベート病院といった日本人の患者に優しい(通訳さんがいる、日本人用カウンターがある)病院に行かれることが多いかと思います。そういった日本人向けの病院に行った際にキャッシュレスサービス※を受けられるものを選ぶ方が便利かと思います。※事前に保険会社に一報しておくことで実際に病院に行った際に支払いを行う必要なく(キャッシュレス)保険会社から病院に直接支払いをしてもらえるサービスです。

実はまだ予防接種でしか病院に行ったことがないので使ったことはないですが病院に行くというおそらく体調が悪い時にお金のことを気にしなくていいのは便利ですよね。どの保険を選ぶかは皆様次第なので(日頃風邪を引きやすいか等)ご参考までですが私は損保ジャパン日本興亜さんにお世話になりました。