乳児湿疹対策について(ステロイド剤との付き合い方)

自分のお肌状況も気になる日々ですが我が子のお肌をより一層気にする今日この頃です。産まれてから1か月後ぐらいから乳児湿疹が始まり、今だいぶ改善されたお肌状況に至るまでの経過を書いていきたいと思います。

乳児湿疹について

  • 生後1か月頃からお肌に湿疹が出来始める、産婦人科の一か月検診で相談してプロペトとステロイド剤(ロコイド)を処方してもらう。→塗れば治るけど治ったと思って辞めると再発、を繰り返す。乾燥が重なって耳たぶがただれ始める。
  • 処方された薬(ロコイド)は1日に1度塗る、授乳のたびにプロペトで保湿する。→保湿した後は潤っているがすぐに乾く。
  • そこから4か月までは様々な市販の保湿剤を試すが悪化はしないものの改善は見られず。→アロベビー、メディスキン、mama&babyなど。
  • 4か月時の予防接種時にかかりつけの小児科の先生から「皮膚科に行った方がいい」と指導してもらい皮膚科を受診。→皮膚科の中でも赤ちゃんの肌を診てくれる先生を紹介していただく。
  • 皮膚科を受診、「アトピーかもしれませんね、一度市販の薬はすべて止めて、処方した薬を塗って経過を見ましょう」とステロイド剤(レダコート)と保湿剤(ヒルドイドと白色ワセリンの混合)を処方してもらう。合わせて「薬の使い方」を細かく指導してもらう。→1週間で驚くほど改善、その後も継続して指導された薬の使い方を実践中。

薬の使い方について

1か月検診の時と頂いた薬はほぼ変わらないのに肌の状況が大きく改善された理由、それは「間違っていた塗り方を正してもらったから」これに尽きると思います。1か月検診の時は肌以外に気になることや聞きたいことがありすぎて薬を処方してもらったことに満足してしまっていました。いざ、自宅に戻って「あれ、これどうやって塗るんだろう」と溢れかえったネットの情報を見ながら手探りで進めていました。それがよくなかった。

本来であれば迷った時点でお医者さんに聞くか、皮膚科の専門医の受診をすべきだったと反省しています。

ここからは私が指導してもらったやり方、ですが備忘録も兼ねて書いておきたいと思います。

  1. 清潔に保ち5分以内に保湿剤をたっぷり塗る(ティッシュがつくくらい)
  2. その上から湿疹が出ている箇所にステロイド剤を薄く塗る
  3. ステロイド剤は湿疹(ザラザラ)が消えるまで塗り続ける(なくなってきたなあ、と思ってやめない)※最初の1週間は薬の効果を見るために良くなっても塗り続けるよう指導を受けました、1週間後に使った薬の量と皮膚の状態を再度診てもらいました。
  4. ザラザラした肌がツルツルになったらステロイド剤の使用はやめるが再発したら塗る。→これはまだザラザラの元が消えきっていない状態でやめてしまったということだそう。
  5. 保湿をする時には水分のある状態で皮膚に入れる必要があるので乾燥しているなあと思ったら濡れた清潔なガーゼで拭いてすぐに保湿する。

間違っていたステロイド剤の使い方、保湿の仕方

自己流でやっていた数ヶ月と指導していただいた内容を比べると

  • ちょっと良くなったらステロイド剤を使うことをやめていた(ステロイド剤に対する良く分からない不安)
  • 乾ききった肌に保湿剤を塗り重ねていた(水分のない状態なので効果が薄い)

これだけ、に見えますがこれが大きかった。他に変えたこととしては夜一度だけだった入浴を朝夕2度にした。生まれつき髪の毛が多くて寝ている間にかなり汗をかいていたので朝も清潔にすることを心がけました。この週間は今も続けています。最初は少し面倒でしたが今は生活リズムの一部になっていて清潔にもなるし、朝風呂の後は朝寝の流れができたので良かったと思っています。

ステロイド剤って怖い?

結局私が自己流に陥ってしまった理由も良く分からない「ステロイド剤への恐怖」があったからだと思います。ネット情報って検索すると良くないものがヒットしがち。それを見て「怖い」と思い結局子供の肌が良くならなかったら悪循環ですよね。皮膚科の専門医でもない私がネット情報に左右されるのではなく、専門医に質問をすべきでした。

実際に皮膚科の先生にステロイド剤を処方された時疑問に思っていたこと、ネットで見た「怖い」と思った理由を全て質問し、全てに丁寧に回答していただきました。結果的にステロイド剤との付き合い方、を習得して皮膚の状況が改善できたと思っています。

ぜひ読んでほしいステロイド剤についての記事

その際の皮膚科の先生のお話をまさに同じようにわかりやすく書かれている記事がアップされたばかりでしたので共有したいと思います。

こちらのMEDISKINを開発された皮膚科医の友利新先生の記事です。テレビにも出られているので知っている方も多いと思いますが今回この方の記事を紹介したいのは「有名な先生だから」ではなくて「私が会って話を聞いて皮膚科医の方と同じことをとてもわかりやすく書かれているから」です。少しでも多くのお母さんがこの記事を見て「皮膚科に行ってみよう」と思っていただけたらと思います。

結局のところ「自分でネットで読んだ記事」ではなく「自分で子供を連れて行って診てもらった医者の言葉」をもとに対策をして、それが合わなければお医者さんを変える、そういったことをやっていかなくてはならないなと反省した出来事でした。

 

 

 

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