タイ大手株サマリー 通信系

  • 01/05/2018
  • 01/05/2018
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今まで4つのセグメントについてタイ株銘柄をまとめてきました。(他の記事についてはMoneyカテゴリをご覧下さい)

今回は通信系の企業をまとめていきます。日本ではdocomo・ソフトバンク・auが大手通信企業となっておりますが、タイはどうなっているのでしょうか。

タイの通信系大手株まとめ

ADVANCED INFO SERVICE PUBLIC COMPANY LIMITED(ADVANC)

通称AISの名称でタイの中では呼ばれているタイNo.1の通信会社です。シンガポールの通信大手Singtel社が約23%出資しております。主な事業は携帯通信・ブロードバンド通信、クラウドサービス等です。携帯電話のシェアについては、下の図のように17年で45%となっておりタイでは約半数のシェアをとっています。

引用:AIS Anual report

一方で、固定回線のブロードバンド通信では他社にシェアを取られている形で、携帯電話通信以外は改善の余地がありそうです。

同社は高いROAを継続して出しており、かなり優良な銘柄だと思います。肝心は株を買うタイミングでしょうか。

ホームページ:AIS

TRUE CORPORATION PUBLIC COMPANY LIMITED(TRUE)

TRUEは1990年に設立した通信会社でAISと同様に携帯電話・ブロードバンド通信を提供している企業になります。以前はAIS,DTACに次ぐ3番手というイメージでしたが、近年は2番手まで追い上げてきている勢いのある会社です。携帯電話の他にもTVサービスを提供しており、携帯電話とのパックも提供しております。タイでは同社が初めて4Gの高速回線を獲得したことでも知られております。

一方で収益を見ると、AISに比べると低いことがわかります。一つには近年4G回線への投資に多額の資金を使っているため、それが重しになっているようです。

ホームページ:TRUE

TOTAL ACCESS COMMUNICATION PUBLIC COMPANY LIMITED(DTAC)

最後はDTAC社です。同社は1989年に設立されています。15年には4G回線に対応しております。同社は直近で携帯電話のシェアでは3位と成っており、その影響が収益にも現れてきています。14年にはROAがあったものが、足元では3%台まで落ちてきていますね。

ホームページ:DTAC

この3社の通信会社は本業に加え、電子決済など新たな事業に投資をしており、その結果が将来事業に良い影響を与えるかもしれません。将来の動きにも注目です。