相変わらず、自分の勉強のためにも、タイの上場企業をまとめていきます。飽きた人はすいません!
今回は工業セグメント・特に自動車関連を纏めていきます。タイは自動車輸出を始めとする工業製品の輸出大国であり、年々輸出総額は上場傾向です。
タイの自動車部品関連銘柄
AAPICO HITECH PUBLIC COMPANY LIMITED(AH)
AAPICO Hitech PLCは、1996年に設立され、2002年に上場しております。主な事業は、プラスチック、鍛造、機械加工、およびシャーシフレームの部品、自動車向けOEM部品の製造です。近年はそれに加え自動車販売会社やカーナビゲーションシステムに投資しています。現在、AAPICOグループは37社の子会社および関連会社(タイ国内27社、海外10社)で構成されています。主な取引先は、トヨタ自動車、いすゞ自動車等です。
タイでの自動車生産台数が増加する中、同社も順調に利益を伸ばしていることがわかります。今後の自動車生産台数次第で利益が左右されそうですね。
THAI STANLEY ELECTRIC PUBLIC COMPANY LIMITED(STANLY)
Stanley Electric Public Company Limitedは、1980年に日系企業であるStanley Electric Co.、Ltdとタイ企業の合弁会社にとして設立されました。その後1991年にタイで上場しております。自動車向けのライトを中心として製造・販売をしております。近年10%を超える安定した収益を出しておりますね。
SOMBOON ADVANCE TECHNOLOGY PUBLIC COMPANY LIMITED(SAT)
同社は1995年にKitaphanich FamilyとBangkok Spring Industrial Co.の株主によって設立され、2005年にタイ証券取引所に上場しております。同社は、乗用車、ピックアップトラック、トラック及び、農業機械用の自動車部品の製造・流通を行なっております。製品ラインナップには、アクセルシャフト、ディスクブレーキ、ドラムブレーキ、エキゾーストマニホールド、リーフスプリング、スタビライザバー、ホットコイルスプリングなどがあります。こちらもROA10%近い高い収益率を誇っています。製造業が成長しているタイにおいては成長が期待される企業かもしれませんね。