今日は予防接種についてです。昔、小児科が近づくだけで「帰りたい」と騒いだ記憶がありこれから何本も打つ子供を思うとごめんねと思いながらも本人を守る為なので頑張ってもらいます!
海外から里帰り出産、生後の予防接種はどうしたらいいの?
アメリカやタイでは生後すぐから予防接種を開始しますが日本では生後2ヶ月から開始しますよね。こんな違いをはじめとしてワクチンの種類、タイミングなど国によって推奨接種方法が違います。
- 海外に行くにあたって、渡航国に応じて打たなくてはならないもの。
- 日本でも海外でも接種推奨されていて、海外でも打てるけど渡航前に打つべきもの。
- 日本では接種必要ないものの渡航国によっては接種が必須となるもの。
ただでさえ種類が多いのに更に応用編すぎて頭の整理ができず。笑 かかりつけの小児科の先生に相談し、大学病院への紹介状を書いてもらって「海外渡航ワクチン」の専門家に話を聞いてきました!はあースッキリ。この情報を忘れないようにメモすると共に1人でもこの情報がお役に立つ方がいればと思い書いていきます!
これから下はあくまで産後5ヶ月迄日本に滞在する個人が聞いたお話なのでご参考まで。
タイ、バンコクから里帰り、予防接種の接種方法は?
タイ、バンコクはサミティベートを始めとした私立病院に行くと、タイ産ワクチンでなくヨーロッパ産ワクチンが準備されています。従い日本とタイの間での「ワクチンの差」による大きな問題はないとのこと。但し接種前には種類を聞いて接種しましょう。
タイと日本の母子手帳の差
最初から脱線しますが実は我が子、母子手帳を3冊持っています。
- バンコク、サミティベートで購入したもの。
- 日本で交付されたもの。
- 在タイ日本大使館で貰ったもの。
日本に帰国した際にバンコクのものをそのまま使いたいと思ったのですが、受け入れてもらえず。結局どちらの国も自国の母子手帳を好むのでサミティベのものと日本のものに情報が分かれてしまっています。ですが結論としては1及び2は両方必要だったと思うのであまり気にしていません。将来の子供の為にできる範囲で情報を転記して英語版と日本語版として保存していきます。
サミティベートで母子手帳を買った理由
サミティベートの母子手帳はタイと日本の予防接種が見開きで記載されているので入手をおすすめします!が、こちらのサミティベートのHPからも確認できます。日本の病院で予防接種の相談をする際にはこちらのページを持参して見せて話すとかなりスムーズです。
本題に戻りまして、、1歳までの予防接種を中心に一つずつ見ていきます。
タイと日本の予防接種の違い(乳幼児期)
BCG
タイ:出生月に接種
日本:5ヶ月で接種
→渡航前に抗体をつけておきたいので予定を早めて日本で、3ヶ月時に接種
インフルb型(ヒブ) ※紛らわしいですがインフルエンザではない
タイ、日本共に2ヶ月から
→日本で2ヶ月から接種
肺炎球菌
タイ日本共に2ヶ月から
→日本で2ヶ月から接種
B型肝炎
タイ:出生月から
日本:2ヶ月から
→日本で2ヶ月から接種し、7-8ヶ月でタイで追加接種。
ロタウイルス
タイ、日本共に2ヶ月から
→1価(2回接種)と5価(3回接種)があるが効果変わらないこと、接種本数ことを理由に1価を選択し日本で2ヶ月から接種
四種混合
タイ:DTAP(ジフテリア、破傷風、百日咳)の三種混合とポリオ、に分かれており生後2ヶ月から
日本:ポリオ含む四種混合で3ヶ月から
→こちらは日本で3回打ち、残り一回は18ヶ月ごろタイで追加接種。その際は3種とポリオを分けて打つものの、これは世界共通ワクチンなので問題なしとのこと。(念のためタイで接種前にワクチン名確認)
日本脳炎
タイ:1歳1ヶ月から
日本:2歳から
→タイで接種するが生ワクチンは強いので不活性ワクチンを選択し、現地で打つ
MR(麻疹風疹混合)
タイ、日本共に1歳ごろ(タイでは流行しているので9ヶ月から打つことも)
→日本は麻疹風疹混合だがタイではそれに加えておたふくを含むMMR これは1歳の時に現地で接種
なお、MMRVは水ぼうそうも含む。
水疱瘡
タイ、日本共に1歳。
→現地で接種
A型肝炎
タイ、日本共に1歳
→急ぐ必要ないので現地で接種
狂犬病
タイでのみ接種検討要。
→歩き始める1歳ごろに現地で接種
※現在狂犬病を気にしなくていいと言われるのは日本とオーストラリアだけとのこと。他の国では動物に噛まれたら病院へ行きワクチンを打つ必要があります。予防接種してれば2-3回、していなければ5-6回。この対策をすることで各国での発症が暫くないだけであり、甘く見てはいけないと強く念押ししてもらいました。
チフス
タイでのみ接種検討要。
→2歳ごろまでタイにいそうなら現地で接種
専門家からもらったタイで生活する上でのアドバイス
他に話をしたのは、、
1.マラリアについて。
今バンコクでは必要以上に心配することはないとの事ですが北部、ミャンマーあたりへ渡航する場合には要注意。マラロンでの事前対策などが必須とのこと。
2.蚊対策
デングを始めとして蚊を媒介する病気を注意するように、と。蚊対策って何よと思って聞いてみました。虫除けスプレーもしかり1日に一度部屋に虫除けベープみたいなものを部屋に散布しておくことも有効との事でした。
蚊に刺されるのほんと大嫌いなので虫除けしまくってましたが子供が打たれるくらいなら私を打ってくれと思う不思議。。
予防接種をアプリで管理!(予防接種スケジューラー)
予防接種多すぎてどうしようと思ってましたが今や母子手帳アプリまである時代、予防接種アプリを導入しました!アプリ通知は全てOFFにする私がこのアプリの通知だけはもちろんONに。
頭がスッキリしたー!そして私自身三回接種のうち2回で終わってしまっていたA型、B型肝炎が発覚したので3回目を打ちにいきます。笑
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