働く駐妻 タイで働く日常生活

現地採用で働く日常って実際どうなの?今日は日常の様子と「これってタイ独特だよね」と思うことを書いてみたいと思います。

通勤の様子

日光が恐ろしいほど強く暑い国であるタイの方々の朝は非常に早く、大体8:00-9:00始業の会社がほとんどです。車通勤の方も多くいますが、BTSと呼ばれるモノレールやMRTと呼ばれる地下鉄沿線にオフィスがある場合はこういった公共交通機関を利用する方が多くなっています。公共交通機関は車と比較して渋滞に巻き込まれる可能性もなく安心して通勤できます。オフィスの集中するエリアに向かう電車は混雑しますが、タイの方々は東京のように無理やり乗り込むことはせず、あっさりと次の電車を待つという性格です。ラッシュ時には5分に1本くらいのペースで電車が来ますので、さほど到着時間に影響ありません。

朝ごはんの様子

タイ人の特徴としてほとんど家で自炊をしません。従ってタイのコンドミニアムはファミリー用でも「日本のワンルームのようなシンクサイズ」であったり会ったり、「ワンルームではキッチン自体無い」こともあります。スクンビットの大型コンドミニアムになるとキッチンそのものは広いのですがコンロは2口、しかも縦に並んでいる例が多いです(個人的には同時に料理しづらいので少し不満)。

タイ独特の屋台文化、日本の屋台とは少しイメージが違いますが、いわゆる軒先でご飯を販売している場所や屋台が集まる広場がたくさんあります。たいていのタイ人はその場で食べず、テイクアウトして会社で食べます。大体出社中に朝ごはんを調達し、タイムカードを押して朝ごはんを食べて始業時間に働き始める方が大半です。始業後に調達し行って食べながら働く方もちらほらいます。日本人的にはちょっとアウトですよね。

お昼ごはんの様子

お昼は会社の立地と回りの環境によりけりですが、マーケットで調達して会社の食事スペースで食べる。または会社に食堂があるケースも多いです。食後のフルーツも定番の一つ、タイは道を歩いているとフルーツを売っている移動販売を良く見ますが、野菜をあまり召し上がらないタイ人の方々はフルーツだけはよく食べます。特にマンゴーは甘いマンゴーと甘くないマンゴーがあって、甘いマンゴーはいわゆる日本人のイメージするマンゴー。甘くないマンゴーはまるで野菜スティックを食べるように、「味の素」をちょんちょん、とつけて食べるのです。

夕ご飯の様子

そして夕食、ここでもまたマーケットが活躍します。夕時になるとショッピングモールのイートインスペースには多くの方が集まりご飯を済ませて帰宅します。テイクアウトして家で食べる方もいます。

タイに来て一番驚いたというか、文化の違いだなと感じた点は「ご飯と飲み(お酒)を分ける」文化です。ご飯を食べるときは、「ご飯だけ食べる」、それからお酒を飲むなら「場所を移して仕切り直してお酒を飲む」ケースが多いです。日本だと「夜ご飯を外で食べる」=「飲みながら食べる」ですよね。

オフィスでの日常

Facebookアカウント保持数、使用時間世界1位というタイでは会社のPCでSNS、Facebook、LINEを開いていることは当たり前でそれゆえにビジネスにおいてもLINEは重要な役割を果たしています。日本だと顧客とLINEで仕事のやり取り、というケースは少ないように感じますがタイでは当たり前、企業としてLINEでの社内コニュニケーションの対応方法を確率することも多々あります。因みに現在働いている企業では、非常時の連絡網はLINEです。

タイ人はケンタッキーが大好き

こちらに来てまた気付いたこと、「圧倒的なケンタッキー支持率」。前々からタイの鶏肉は美味しいと思っていましたが、ファストフードの中でもあらゆるチキン味を提供するケンタッキーは特に絶大な支持を集めています。日本だとマクドナルドのほうが良く見られますが、タイではケンタッキーなんです。「ボーナスが出た」とか「誰かのお誕生日」とか「クリスマス」などにはよくケンタッキーのデリバリーを頼んでみんなで楽しみます。ここも日本との違いですが会社の飲み会、という文化はあまりなく朝とお昼ご飯を一緒にとりながらコミュニケーションを図っています。

ごくごく普通の日常を、つらつら書いてみました。もう今では当たり前と思ってここに書かなかったことも、タイに着たばかりの時には数々の衝撃を受けた気がします。笑

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